時代とともに【不便→便利】に、【非効率→効率】にどんどんと進化していきます。
公共交通機関も瞬く間に交通網を広げ、どこにでもいつでも誰でも足を運べる世界になってきました。
非常に良い時代になりましたよね。しかしご存知でしたか?
50年前よりも1日の運動量は平均的に20%も低下しています。
さらに、50年前の1日平均歩数は12,000〜13,000歩だったのに対し、2020年代の平均歩数は7,200歩と半減しております。
このように時代の変化とともに、私たちは運動不足になっています。
そこで日常動作の中に、トレーナー目線で見つけた不便で非効率だけどやった方が絶対良いトレーニングを2つご紹介します。
①クイックルワイパーではなく『雑巾掛け』!!
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小学生の頃、両手を雑巾に置きながら4足歩行のような体制で廊下を雑巾掛けしましたよね?
時には、どっちが早くゴールできるかを友達と競争したこともあったはずです…
雑巾掛けこそ最高のトレーニングです!
【雑巾掛けのメリット】
A:地面を両手でしっかりと押すことで、前鋸筋が働き肩甲骨や体幹の安定・強化に繋がる
B:脚をお腹まで上げて前進することで大腿直筋・腸腰筋が働き、脚力向上に繋がる
C:通常歩行時よりも足首が曲がることでアキレス腱やふくらはぎのストレッチに繋がる
D:クイックルワイパーよりも体重が乗り、地面に圧力がかかります。結果として、地面の深い汚れまで除去される。
【雑巾掛けのデメリット】
A:ありません!
②洋式トイレではなく『和式トイレ』!!
今では滅多に見かけることも少なくなった和式トイレ。
現代人はしゃがみ込んで座ることが出来ないから、和式トイレで用を足すことが出来ないと言われています。
和式トイレこそ最高のトレーニングです!
【和式トイレのメリット】
A:洋式トイレの時よりも深くしゃがみこみ、立ち上がる動作になり、スクワットのような全身運動に繋がる。
B:丸まったままをキープするため、反り腰改善になる。
C:しゃがみ込み、腹部を圧迫することによって腹圧がかかり、排便がしやすくなる。
D:和式トイレのように骨盤後傾するほど深くしゃがみ込みと、便秘の人でも便が出やすくなる。(→詳しくはこちら)
【和式トイレのデメリット】
A:排便中はしゃがみ込んだままなので体力を使う
まとめ
いかがでしょうか?
日常生活における絶対にやった方が良いトレーニング2選でした!
①床掃除するなら四つん這いの体制で雑巾掛けをする。
②トイレをするなら和式トイレを選ぶ。(これに関しては場所が限られているので中々難しいかもしれません…)
それぞれ、時代には逆行した不便な取り組みのトレーニングです。
しかし、体幹や脚力を鍛えられるため大変オススメのトレーニングです。
ちなみに弊社ジムの床清掃は、クイックルワイパーを使わず四つん這いの状態で雑巾掛けのように床清掃しております。
お客様が見ていない時でも、カラダのことを考えて取り組むように心がけています。
より正確で成果の出るパーソナルトレーニングを
体験ご希望の方はぜひご連絡お待ちしております!