背中のトレーニングをしても中々効かない。効いているのか分からない。腕ばかりが疲労する。というお悩みありませんか?
担当のトレーナーさんに、背中に効いている感じがないことを伝えても、「そのうち効いてきますよ!」の一点張り。
それではパーソナルトレーニングに通う意味がありません。
自分で24時間フォットネスジムに通い、背中の種目だけをやり続けていればいいですよねっていう話になります。
今回は背中に効かせるための改善ポイントについてお話ししていきます。
少し専門的にはなると思いますが、一般の方でも分かるように噛み砕いて説明しますのでご一読ください!
ポイント1:親指を外してバーを持つ
背中の種目をやるときのポイントとして「親指を外してバーを持つ」ことです。理由もなく、なんとなく効きやすいから外すように指導するトレーナーさんもいますが、そうではありません。
親指を外して「小指・薬指・中指の3本をメインにバーを持つ」ことで背中に効きやすくなります。その理由は二つ。
理由一つ目:筋膜経線の繋がりがある
筋膜経線とは、人間にある12本の筋膜の繋がりのことを言います。
これを簡単に説明すると、「腰が痛い人に対して太モモの裏側をほぐしたら腰が良くなった」というように、腰が痛いから腰が原因ではなく筋膜の繋がりがある太モモの裏側が実は硬直しており、そこをほぐすことで腰がよくなる。
これが、筋膜経線だと考えていただいて良いかと思います。ちなみに、腰と太モモ裏を繋ぐ筋膜経線をスーパーフィシャルバックラインと言います。→より詳細はこちらまで
理由二つ目:手首へのストレスが軽減される
親指も一緒に握った状態でバーを胸のところまで下げてみてください! 手首が少し丸まり前腕に効いてきて、腕がキツくなってきませんか?重りを引くたびに前腕が丸くなり、腕全体に効いてしまい、背中が効きづらくなります。
上記2点より、背中を鍛える際には「親指を外してバーを持つ」ことをオススメします!