「トレーニングをすると体が硬くなる」と思っている方は多いのではないでしょうか?
トレーニングをしているムキムキな人は手が回らなさそう、ゴツゴツしていて硬そうというイメージから来ているかと思います。
そのように筋トレと体の柔軟性は一見すると対立するようなイメージがあるかもしれませんが、実はかなり密接に関係しています。
今回はそのようなイメージを払拭するためにも、「筋トレと体の柔軟性の関係」について細かくお話していきます。
筋トレをしている人ほど柔軟性は高い
筋トレと聞くと、重たいものを持ち上げるだけと思われがちですが違います。
筋トレは、外見のボディメイクはもちろん、姿勢改善や柔軟性向上など様々な恩恵があります。
トレーニング中では、日常生活であまり届かないような可動域まで重量を持ち、筋肉を伸ばしストレッチします。
ということは、筋トレが柔軟性を高める可能性は大いにあると考えられますよね。
現代は非常に便利な世界ゆえ、公共交通機関の発達による運動不足・長時間のデスクワーク・長時間の携帯使用などにより、筋力は低下し、姿勢も悪くなっています。姿勢が悪いまま長時間過ごすため筋肉が硬直し動きが制限されやすくなります。
これらを改善するためにもトレーニングは役立ちます。
筋トレが柔軟性に与えるメリット
柔軟性向上の視点から見ると、次のようなメリットが考えられます↓
- 関節可動域の拡大
- 正しいフォームでトレーニングすることで柔軟性は高まります。例えば、ダンベルフライでは胸の筋肉。デッドリフトでは股関節周りの筋肉。それらの筋肉の柔軟性や可動域が高まります。
- 姿勢改善
- トレーナーの指導の質にもよりますが、腰痛や肩こりはトレーニングを行うことで解消されることがほとんどです。なぜ解消されるかと言うと、お客様の不良姿勢を正しい状態で保ったまま動作するように促すため段々と自らの正しい姿勢を覚えることで問題解消につながります。それ以外にも様々な理由がありますが、トレーニングを行うことで筋力と柔軟性のバランスが保たれることで姿勢改善い繋がります。
筋トレと柔軟性を両立させる方法
筋トレと柔軟性を同時に向上させるためには、次のポイントを押さえてトレーニングを行うことをオススメします!
- ストレッチを取り入れる
筋トレ前後には、動的ストレッチと静的ストレッチを取り入れること。トレーニング前には、ウォーミングアップとして動的ストレッチを行います。トレーニング後には静的ストレッチで筋肉をしっかり伸ばし、筋肉が硬くなるのを防ぎましょう! - 全可動域を意識したトレーニング
スクワットやベンチプレス、肩のエクササイズなどでは、できるだけ筋肉をフルに動かすことを意識しましょう。フルに動かすためには正しい指導での正しいフォームが必須条件です。雑にトレーニングしてしまうと怪我をしかねません。これらにより、関節と筋肉の可動域が最大に広がります。 - 休息をしっかりとる
筋トレで発達した筋肉が硬くならないためには、休息も必要です。筋肉が回復する間に、柔軟性も戻りやすくなります。疲労した筋肉は硬くなりやすいので、十分な睡眠と休息が筋トレと柔軟性の両立に役立ちます。
まとめ
「筋トレをすると体が硬くなる」と思われがちですが、実は筋トレと柔軟性は深く関係しており、トレーニングをすることで柔軟性は高くなります。
筋トレはボディメイクに加え、姿勢改善や柔軟性の向上にも大きな効果があり、正しいフォームと可動域を意識することで柔軟性を保つことができます。
筋トレ中に意識的に広い可動域で筋肉を動かすと、関節の動作範囲が広がり柔軟性が向上します。
例えば、ダンベルフライやデッドリフトといった種目は、特に柔軟性アップに有効です。
また、筋力と柔軟性のバランスが取れると姿勢も改善され、腰痛や肩こりが和らぐ効果も期待できます。
筋トレで柔軟性を維持するためには、トレーニング前後にストレッチを取り入れ、全可動域を意識して動作し、十分な休息を取ることが重要です。
これにより、柔軟性と筋力が両立した健康的な体づくりが可能になります。
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