2011年のハーバード大学の実験で「トレーニング前後のストレッチをしても、筋肉痛の予防効果はほぼなし」という実験結果が発表されました。(→参照)
しかし、筋肉痛を感じている時にストレッチをすることで「あ〜、楽になった」と感じることは出来ます!
痛み自体を緩和すること=筋肉痛自体を無くすようにすることは難しいようです。疲労感や痛みなどの感覚的なところに対してのアプローチとしてストレッチは効果がありますが、筋肉痛自体を緩和するためにストレッチは効果がないということが判明しました。
ストレッチは本当に効果がないのか!?意味がないのか!?
前述の通り、筋肉痛自体へのアプローチは効果がなく、意味がないです。
しかし、感覚的な部分へのアプローチはストレッチでも効果があるということで、やらないよりもやった方が良いですよね。
筋肉痛を味わったことがある人は、トイレに行って座るとき・落ちたものを拾うとき・ベッドから起き上がるときの大変さをご存知ですよね…….
あの大変さから少しでも楽になれるならば、ストレッチをやった方が確実に良いです。オススメです。
効果が出やすいストレッチの時間は?
ズバリ、「120秒同じ部位を伸ばす」です!
120秒間、対象の筋肉を伸ばすと筋肉抵抗が減ります。
しかし、120秒間も同じ筋肉を伸ばしたままというのは結構しんどく、続けられません。
120秒連続ではなく、30秒を4セット、40秒を3セットなど分割してもOKということです。
合計120秒間、対象の筋肉を伸ばしてあげれば筋肉抵抗が減り、柔軟性が増します。
ちなみに補足情報ですが、「気持ち良い50%:伸びて痛い50%」の割合でストレッチすることで、筋肉抵抗がより減りやすく筋肉の柔軟性が向上します。
筋肉痛が来ないようにするためには?
筋肉痛が来ないようにするためには、「入念にストレッチをしなさい」ではなく、「運動しなさい」「トレーニングしなさい」です
そもそも、筋肉痛の原因というのは運動不足 or オーバーワークのどちらかです。
トレーニング歴10年の人でもある程度の筋肉痛は来ますが、初めて筋トレをした時ほどの筋肉痛に襲われることはないです。いつも一人でトレーニングするけれど、初めて友人と合同トレーニングをして追い込まれた。こんな時には、新しい刺激となって、筋肉痛に襲われることでしょう。これは、自分の限度を超えたオーバーワークに近いです。
自分の可能性を広げて、さらに効率よくボディメイクを行うという観点からは、やはりパーソナルトレーニングは有効的であると考えられますね。しかし、オーバーワークには要注意!
オーバーワークの人はさておき、大体の人の筋肉痛の原因は、「運動不足」でしょう。
30ー40代の皆様。電車に遅れる!ミーティングに遅れる!となって、久しぶりにダッシュで走った次の日は筋肉痛になったりしませんでしたか?
それも、運動不足だからです。残念ですね。昔は学級のリレー選手にも選ばれたのに………..
そう嘆いている暇はありませんよ。今後も健康的に、一生動ける体を作らないといけません。
まとめ
ストレッチは筋肉痛の感覚的な痛みを緩和するためには有効的ですが、根本的な改善には繋がりません。
結論としてお伝えしたいのは、とにかく「運動しなさい」「トレーニングしなさい」です。
それが、筋肉痛の対策として最も根本的な解決につながると思います。
より正確で成果の出るパーソナルトレーニングを
体験ご希望の方はぜひご連絡お待ちしております!