タンパク質は最も重要な栄養素
「プロテイン」これは誰もが聞いたことがあると思いますが、タンパク質を英語で訳すと「PROTEIN=プロテイン」と言います。
ちなみに、ギリシャ語でタンパク質は「プロテイオス」と言い、『最も重要な』と言い換えることができます。
これは人間にとってタンパク質が最も重要な栄養素であるということが分かります。
髪の毛、皮膚、爪もタンパク質
そうなんです。
実は上述の通り、髪の毛、皮膚、爪、骨、臓器、それ以外に涙もタンパク質からできています。
興味深いのが、「眠っている鳥の涙を飲んで栄養補給する」虫も存在しています。(→こちら)
鳥の涙には2種類のタンパク質が含まれており、それを主食というわけではなくサプリメントのように栄養を補っています。
このように様々な体の部分にタンパク質が関係しているのはご理解していただけましか?
ちなみに、体の60-70%は水分で出来ていますが、約20%はタンパク質で形成されています。
1日にどのくらいタンパク質を摂っていいのか?(一般人編)
1日に必要なタンパク質量は、日本人の食事摂取基準(2020年版)に示されています。(→参照)
年齢、性別、妊娠中や授乳中で必要なタンパク質量は異なり、男性15~64歳の推奨量は65g/日、65歳以上は60g/日、女性15~17歳の推奨量は55g/日、18才以上は50g/日です。
と記載がありますが、16歳以上の平均体重は、男性64kg、女性53kgとされていますので、 1日に必要なタンパク質量は体重と同じタンパク質量を摂ることをオススメします!
1日にどのくらいタンパク質を摂っていいのか?(トレーニー編)
大阪体育大学大学院の研究によると2日に体重×2g程度(体重60kgの場合、120gのタンパク質)のタンパク質摂取がベストだと報告されています!(→参照)
体重×2g以上を摂取したとしても、タンパク質合成は高まることはないとのこと……..
頑張って摂りすぎてもダメってことですね….
ちなみに筆者の私は、バルクアップ期には、筋トレ界のレジェンド鈴木雅さんの逸話を真似して、鶏肉2kg・白米10合・食パン1斤・さらにプロテイン10杯を1日で詰め込んで食べていた時期が2ヶ月ほどありました(笑)
結論としては、どれだけ食べても飲んでも便秘になるという最悪の状態に陥りました。
※やりすぎには要注意です。
タンパク質を一切口にしない人(ヴィーガン編)
タンパク質を一切口にしない(植物性のタンパク質は食べる)ヴィーガンの人たちはどうなるのか?
オックスフォード大学の研究では、ヴィーガンは骨粗しょう症リスク・骨折リスクが高まるとのことです。(→参照)
特に歩行する際に大切な股関節骨折のリスクが高くなるということで、タンパク質を摂らないと将来歩けなくなる可能性もありますよね…..
まとめ
タンパク質は筋肉・皮膚・髪の毛・爪などを作るために必要な栄養素です。
一般の方は、体重と同じグラム数の摂取をオススメしており、トレーニングをやっている人で体を作っていきたい人は、上限体重の2倍のタンパク質量が必要です。
タンパク質を一切摂らない場合は、骨粗しょう症や股関節骨折のリスクが非常に高くなります。
無理はせず、しっかりとタンパク質を摂取できるように意識してみましょう!
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